収穫開始前に十分な樹勢確保を!-JAいちご部会現地検討会開催-

 平成29年10月27日(金)に,JA栗っこいちご部会によるいちご現地検討会が開催されました。今回の検討会には生産者7名と,JA栗っこ,農業・園芸総合研究所と普及センターから5名の合計12名が参加しました。
 参加者は,生産者全員の圃場を巡回し,定植後の生育状況を確認しながら,今後の栽培管理と病害虫防除のポイントについて,農業・園芸総合研究所と普及センターから説明を受けました。
 栽培管理については,各圃場により定植時期がまちまちで生育状況にも差が見られたことから,それぞれの圃場毎に温度管理や灌水方法及び電照の開始時期や方法について参加者からの意見や質問を交えながら検討が行われました。
 農業・園芸総合研究所からは,今年産のこれまでの生育傾向について,8月の日照不足で苗の充実が不十分だったため花芽分化及び定植後の生育にばらつきが見られたこと,定植後は例年と較べ10月の寒さが例年より早かったため葉の展開が遅いといったことが話されました。本格的な寒さが来る前の対策として,温度管理や灌水及び電照を上手に行うことで株の充実を図り,収穫開始までに十分な樹勢を確保するようアドバイスを受けました。
 また,今年の育苗期間に親株から十分なランナーが発生させられなかった事例が見られたことから,11月に配布される親株の管理についても説明を受けました。
 今回の検討会では,生産者同士で今後の栽培管理や病害虫防除の方法などを確認したり情報交換する場面が多くあり,生産者一人一人が刺激を受け,今後の出荷開始へ向けての栽培管理に対する意識が高まりました。


現地検討会の様子

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班   
TEL:0228-22-9437       FAX:0228-22-6144

出典:http://blog.goo.ne.jp/miyagifukyu/e/c52bdde40918cc8788e8a400555b53c0